創業70年の経験とSDGsの統合を通じて持続可能な未来を築く
大橋運輸株式会社 代表 鍋嶋 洋行
大橋運輸株式会社
テラスト認定獲得済み

ホワイト認定

健全な経営認定

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CO2排出量/売上高

0.177

t-CO2/百万円

従業員総数の女性割合

20.2

%

取締役会の女性割合

40

%

従業員総数

99

有給休暇消化率

64

%

取締役会にいる役員数

5

ESGデータ
気候変動・エネルギー : 20
環境管理 : 86
水 : 62
環境インパクト : 50
社会的資本 : 20
労働者の権利 : 20
人的資本 : 70
社会インパクト : 40
取締役会 : 43
リスク管理 : 51

インタビュー

サスラボ 平瀬:これまでの運輸業界と御社との違いはどこだと思いますか?
大橋運輸 鍋嶋社長:(事業の)目的が違うのではないかと思います。お金を稼いで安定することを目的(ゴール)と考えているのか、事業を通じて世の中の役に立ちたい、いい仲間と仕事がしたいと考えているのかの違いだと思います。
私の場合は売上や利益が増えることよりも、いい仲間と仕事ができることにワクワクしますね。日本の経済や地域の課題が増えていくなかで、事業や人を通じて課題解決に関われたら楽しいと思います。
平瀬:なるほど。
鍋嶋社長:ゼロから(地域課題解決事業を)立ち上げるのは難しいことですが、今後はやっていかないといけない時代になってきたと思います。人口が減り財政も傷んでいる状況では、地域の課題は地域で支えたほうがいい。
行政側も地域を支える人材が不足しているなかで、企業が事業を通じて地域課題に挑戦することで解決できることがあると考えています。私たちの中にも地域課題に挑戦するために必要なスキルの獲得や自主的に学ぶ姿勢、経験値を高める意欲が出てきているように思いますね。

赤字続きの放漫経営を黒字転換

鍋嶋社長:大橋運輸はもともと同族経営で、操業当初は社会起業の視座はなかったように思います。
結婚当初は妻の実家に入らず、地元の瀬戸信用金庫に入行して7年務めました。地域の金融機関、中小企業を支えるインフラいうそこでの役割はとても好きで何も不満はありませんでした。
結婚後もそのまま信金に勤める予定でしたが、その頃、妻の実家の事業(大橋運輸)の業績があまりよくない状況でした。2代目にあたる義理の父は病気のうえ、6期赤字で債務超過だったので、平成10年4月に大橋運輸に入社して私が手伝うことになりました。
実際に入ってみると外から見る数字よりさらに悪かった。義理の父は病気のため判だけ押す立場で、その弟たちは債務超過なのに毎日ゴルフに釣りにといった感じ。身内全員が外で働いた経験がなくまさに放漫経営でした。
入社から6か月経った頃、義理の父に「(社長を)代わってください、私がやります」と申し出ました。そして(経営に関わる)親族が集められ、義理の父から(創業者の次男、三男が常務だったので、私のことも)常務にすると言われましたが、「それでは会社はなくなりますよ。今早急に舵を切らないと!」と義理父母に伝えました。
「それは困る!」というので、委任状を書いてもらい、再び(経営に関わる)親族を集めて、一人ずつに「今はこういう状態です。改善策はありますか?」「改善できないならどうしますか?返せなくなりますよ」「私がやりますよ」と話していきました。
私は入社6か月の立場、(相手は)20歳以上年上の方たちばかり。最初は猛烈に反発を食らいましたが、ここがスタートでした。
私が社長に就任して最初の社長車は5万円の軽自動車でした。とにかく毎月2000万円くらい足りない状況です。しかし幸いなことに当時は不況対策資金として5000万円の金融支援が受けられる時期だったので、それを活用しながら経営改善して、2期目からは黒字になりました。そこから7年ほどはひたすら売上を倍以上にしましたが、大手運営会社の協力会社として下請け業務を伸ばしている状態でした。
平瀬:堀り下げてお聞きしたいことがたくさんあるお話です。半沢直樹のドラマのような世界ですね。
鍋嶋社長:黒字化しても下請け業務だけでは社員にとっていい会社になりません。なのでビジネスモデルを変えたり、女性やダイバーシティに目を付けたりして改善していきました。どんなに優秀な人でも子育て時期はフルタイムで働くのは難しいでしょうから、週3日勤務や1日4時間勤務を導入して働き方の選択肢を増やしました。
それに業績の悪い時期は社員たちも品質を高めていこうというより、楽をしたい姿勢になりがちだったと思います。
そこで1つ学んだのは「企業の理念がなかった」ということです。大橋運輸はその当時すでに46年存続していましたが、理念も何もなかった。

地域産業衰退、高齢化をきっかけに「トラック中心」から「人が中心」のビジネスへ

鍋嶋社長:瀬戸は陶器の町で、陶器とともに栄え、陶器の衰退とともに下り坂でした。陶器業の衰退後は住宅地になり、引っ越しの需要が増えました。でも引っ越しは大手との競争が激しい分野です。
そんな中、地域の高齢化に伴い高齢者向けビジネスを展開するようになりました。生前整理や遺品整理、単身高齢者世帯の粗大ゴミを集積所に運ぶサービスなどを行うようになって、他社との差別化ができるようになりました。
平瀬:すばらしい目の付け所ですね。
鍋嶋社長:従来のトラックが中心(のビジネス)から、人が中心(のビジネス)にしたいと思うようになってからは、生前整理・遺品整理など、新たなサービスメニューもたくさん出てくるようになりました。
例えば、生前整理の作業は(モノが散らかるので)高齢者が怪我をするリスクがあります。私たちのサービスは部屋を片付ける際に動線を確保することによって怪我を予防したり、万が一の震災時に備えてタンスの下敷きにならないような配置や出口を塞がない工夫をしたりします。このように片付けというサービスの中で怪我予防と震災対策もご提供しています。
平瀬:運輸や引っ越しの業務で培ったノウハウを高齢者向けビジネスで応用されているんですね。
鍋嶋社長:そうですね。また私たちは20年以上前から「健康経営」に取り組んでいます。運輸業にとって安全はとても大切ですが、「健康あっての安全」です。
健康経営をやり続けていたら社内にノウハウもたまりました。そこで地域の健康寿命を伸ばすための活動をはじめました。無料で参加いただける様々な活動を行っています。
例えばバランスボール、健康太極拳、ヨガなどの運動体験や、当社管理栄養士による相談会などです。そのような活動をどんどんやっていたら、地域のなかでの当社のブランディングも確立してきました。
平瀬:健康経営で培ったノウハウを自社内にとどめず地域に還元されていて、すばらしい取り組みですね。
鍋嶋社長:ありがとうございます。2023年8月には、瀬戸市・瀬戸市社会福祉協議会・大橋運輸の三者間で地域の健康活動実施に関する連携協定を結びました。このような協定は全国的にまだ珍しいと思います。
2022年に厚生労働省の健康寿命アワードを受賞した際は、厚生労働省の方から「大橋運輸さんの取り組みは全国に広げるべきです」と言っていただきました。

地域課題の解決は、社員の成長、企業の発展、地域の豊かさにつながる

鍋嶋社長:私たちがさらにギアを入れてやっていきたいことは、地域課課題の解決と社員の成長をつなげることです。地域活動を通じて地域の方々とつながりを持つことは、社員の満足や成長機会に資するという利点もありますし、お客さまの満足、新規事業の創出にもつながります。
また当社は大企業と連携した地域活動も行っています。例えば日本生命様とコラボレーションして特殊詐欺被害防止活動のイベントを実施しています。中小企業も地域活動や事業を通じて新しいことができると実感しています。
中小企業でも人材が集まるというのを示していきたいという思いがあります。「数」の話ではなく、当社を探してきてくれた学生はとても意識が高いんです。今後も意識のある人をいかに集められるかがポイントだと考えます。私たちがより面白い活動をすれば情報発信にもなるし、意識のある人材を集めるきっかけにもなると思います。
ただ、行政と連携をしていく中で、行政側もかなりの人材不足だというのがわかってきました。官民連携とよく言われますが、地域課題解決人材の不足を企業が補えばその役割を果たせるんじゃないかと思うんです。私たちのモデルが他の地域でも参考になれば幸いです。

1年中頑張らない制度

鍋嶋社長:地元に面白い会社があるとなれば、大手企業でなくても働く目的が高まるし、仕事が楽しくなる。 仕事を嫌々やるのはメンタル的にも良くないですよね。
労働時間を短くすればメンタルも大丈夫というのは違うと思います。ビジネスモデルに共感した人たちが働いていること、自分のやりたいことに時間を使えているのかが大事。やりたくないのにやらされてると心が壊れてしまいます。
私たちは3年前から「1年中頑張らない制度」を導入しています。 特定のだれかに負担がかかる昔のやりかたでは難しくなってきていると思います。野球でもそうですけど、優勝するチームって1人だけの活躍ではないですよね、ランダムにいろんな選手が活躍します。私たちもいろんな人が活躍する、そんなチーム(企業)を目指しています。

利益を多方面に還元するにはビジネスモデルが重要

平瀬:企業として強くないと生き残れない一方で、社会から必要とされる優しい企業でないと存在する意味がありません。強くて優しい会社になること、強くて優しい事業を作ること、強くて優しいチームを作ることが大切ですが、一方で「人に優しい」と「人を甘やかす」ことの区別が人によって違うので、そのバランス感覚がポイントですね。
鍋嶋社長:私たち中小企業は、会社にただ「いるだけ」の人が増えたら成り立たちません。みんなが自分の考え・判断で動けることが重要です。私が1番嬉しいのは売上や利益よりも、自分でいい判断ができた、いい行動ができたと実感できることです。 考えてることは行動や言葉に出ます。どんなに取り繕っても目的の差ははっきりわかります。
良いことをやっていればちゃんと利益も出てくるし、その利益は地域や職場環境を良くするための利益です。なので利益が出ることを後ろめたいと思う必要はないし、働く人にも還元できる。利益がでることはお客様にとっても、社員にとっても、会社にとっても良いことです。この流れを生み出すのはビジネスモデルしかないと思います。
私たちの業種は形やデザイン、機能性を伝えるのが難しい業種です。その中で価格競争から解離するには、 地域から信頼されることが必要不可欠です。「あの会社だったら安心だ」と思っていただくためにも、地域活動を通じて地域の方とのつながりを持つことはとても大事なことだと考えています。
平瀬:御社の社名は地元で広く認知されていますよね。
鍋嶋社長:幼稚園、小学校、中学校、高校でもイベントを行っているので、小学1年生の認知度もかなり高いようです。小学校1、2年生向けに交通安全教室を実施した時に「当社のことを知ってる人?」と質問すると9割ぐらい子供たちが手をあげたので驚きました。とてもうれしいことです。そんな地域の運輸会社は他にないと思います。継続は力、ブランディングの重要性がわかりました。
平瀬:御社の組織で工夫されていることはありますか?
鍋嶋社長:組織が大きくなると維持が大変になりますよね。今までの時代は「規模は力」でしたが、これからは管理職のピラミッド型ではなく、自律型組織を目指したいと思っています。部長や課長が1人でマネージメントするというよりは、リーダーと一般職による「チームの力」が重要ではないでしょうか。
管理職比率などの数字を求められる場面もありますが、課長職以上の役職に求められる能力というのはなかなかのものです。名ばかりの管理職比率に惑わされず、リーダーとしてチームを機能させられるほうがいいという考えです。

だれにでもできるけど、だれもやっていないこと

平瀬:最近は経済産業省から御社への視察人材派遣や、セミナーへの登壇依頼が増えているようですね。それだけ御社の取り組みが注目されているということだと思います。
鍋嶋社長:色々なチャンスをいただけてありがたいですね。当社の取り組みはお金もかからないし設備投資もいらない。やる気があればできることなのに同様の取り組みを行う企業が少ないということは、 そういうところ(健康経営やダイバーシティの取り組み)に対して高いモチベーションを持つ経営者が少ないということなんだと思います。
平瀬:御社のような企業が 次の時代の会社経営のOSを作っているのだと思います。おっしゃるように御社の考え方や取り組みはやろうと思えばどんな企業でも導入・アップグレードすることが可能だと思います。でもすべての企業が御社のようになることはなかなか難しい。もし日本全国津々浦々の企業がそうなれば、 きっと新しい日本になりますよね。
鍋嶋社長:私たちはやらなくてもいいことをやってると思うんです。国の特別天然記念物オオサンショウウオ生息地の川清掃は10年以上行っています。もともとは地域の高齢者の方々が川清掃をされていましたが、10年経ったらみなさん80代、90代になる。それを目の当たりにして、地元企業が関わってかないと地域の環境保護もできないと気づきました。
子供たちの安全教育は幼稚園生や小学1、2年生から教育しておけば一生忘れないと思うので、トラックから見えない死角があることなどを教えています。これまで自分たちで勝手に行ってきたことなので、市には(実施数などの)報告はしていません。

意識を変えた出来事

平瀬:経済の語源は「経世済民」、「世を収め、人々を救う」ことです。しかし会社は利益追求の乗り物なので、元来の意味である経世済民がなされるとは限りません。お金を膨らますことだけに集中してしまうと経済は暴走するので、道徳をベースにしないといけないとアダム・スミスも語っています。道徳が忘れ去られた結果、金融資本主義が暴走しました。 このままではだめだと、社会のひずみを埋めるべくノンプロフィットのNPOやNGOが生まれましたが、経済効率が悪いので限界もあります。 その後ビジネスの力で社会課題を解決しようとする社会起業・ソーシャルビジネスが出てきて、経世済民の理念を持ちながら資本主義の効率性・拡大再生産の仕組みを利用することで、世の中を良くしていけるだろうという見方があります。 金融においても、ベンチャーキャピタルなどによるリスクマネーの供給や共感型クラウドファンディングの広がり、 休眠預金をNPOやソーシャルビジネスに流入する方法などが出てきて、お金の流れを変えることで社会課題解決の動きを加速させようとしています。 しかしこれらの動きは極端なやり方だとも感じています。このやり方で変えられるのは世の一部だけで、世の中全体は変えられない。世の中全体を変えるのは、 御社のように事業を何十年もやりながら、理念や目的、ビジネスモデルや組織(チーム)のありかたを通じて社会課題の解決に取り組んでいる企業だと思います。それを体現している最先端が御社なのだと思います。
鍋嶋社長:私も若い時は財テク大好きだったんですよ。お金を増やすことが目的ではなく、財テクを通じて経済を見通せるので。当時の私はスーパーカーに乗りたくて頑張ってました。
30代の頃は財テクで稼いで結構有名だったんですが、そんな私の意識を大きく変えた出来事がありました。ある日京都のホテルで若手セレブの集いに招待されたことがあったんですが、会場に行くと本当に非常識な人たちがたくさんいたんです。セレブと言われてもてはやされてるけど、 お年寄りがいても先に行ってしまう人なんかを見て、100億稼いだら偉いとか優秀だという幻想が一機に壊れましたね。お金を稼げることと人間性はリンクするわけではないと気づきました。
そんな人たちがお金を増やしても、社会が良くることにはつながらない。それとは反対に、お金儲けにはならないけど地域に貢献してる人たちもいる。
自分は何がしたいのかと考えた時に「いい仲間と仕事がしたい」 と思い浮かびました。

優秀な人と仕事ができるのは贅沢

鍋嶋社長:「トップより優秀な人は雇用できない」という説がありますけど、優秀な人と仕事ができるって贅沢なことだと思うんです。どうすれば優秀な人と仕事できるか色々考えました。怖い社長、かっこいい社長など(社長の人柄を形容する言葉は)様々ですが、かわいい社長だったら優秀な人がついてきてくれるかもしれないと考えたんです。
かっこいい社長は一部の賛同してる人はついてくれるかもしれないけど、 怖い社長は所詮その場だけ。でもかわいい社長だったら、頼りないけどこの人一生懸命やってるから手伝ってあげようと思ってもらえるんじゃないかと考えました。そう思ってくれる仲間がいることが究極の贅沢だと。
今、社会課題が多くなっているなかで、事業を通じてその課題解決に挑戦できていることは幸せです。
大橋運輸に入った当初は、月末が来るたびに資金繰りで悩み、それを超えるとホッとする日々でしたから。あの辛さを味わったから、未来のことで悩めるとはなんて幸せなんだと思いますね。
平瀬:リアルな話がぎゅっと詰まっていて鳥肌が立つ思いです。最後にもう一つ質問です。鍋嶋社長の重くて深い経験と高い視座への辿り着きは簡単なことではないと思います。だからこそ将来の大橋運輸を背負って立つ人を創ることを考えた時に、どうやってそのような人を育てるのか、または引っ張ってくるのかというお考えをお持ちなのかお聞きしたいです。
鍋嶋社長:年々、外からも優秀な人が集まってくるようになりましたけど、私は内部から上がってほしいと思っています。長年一緒にやっている仲間たちには、見てるだけではなくて(会社を地域社会をより良くすることに)参加してほしいという思いがあります。

大橋運輸株式会社の事業紹介

地域の高齢化に対応し、片づけ・整理サービスを提供。地域発展に貢献。

私たち大橋運輸株式会社は、陶磁器や自動車パーツの法人輸送をはじめ、生前整理や遺品整理など地域の高齢化とともに需要が高まりつつある片づけ・整理サービスを提供する企業です。
地域の課題やニーズに対応するサービスを法人・個人それぞれのお客様に向け展開し、地域の発展と人々が安心して暮らせるまちづくりに貢献する活動を続けています。
お客様や地域に信頼していただくためには、社員がイキイキと働ける企業であることが重要だと考え、ダイバーシティの普及や健康経営の推進、地域貢献活動などにも取り組んでいます。

ESG/SDGs経営の取り組み方

「仕事を通じてお客様や地域に貢献」をモットーに、環境と社会への献身的な活動展開。

私たち大橋運輸株式会社は、「仕事を通じてお客様や地域に貢献する」という企業理念を掲げ、お客様、社員、地域社会との繋がりを大切にしています。
環境面では、地元瀬戸市に生息する国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の生息環境を守るため、市民の皆様と協力し、人口巣穴やその周辺の清掃を行っています。
社会面では、地域の方々の健康寿命を延ばす活動に力を入れており、「地域健康プロジェクト」として、運動教室やおはなし広場(弊社管理栄養士が健康に関するアドバイスを行う地域コミュニティの場)を開催しています。
誰もが安心して暮らせる持続可能な社会を実現するためにSDGsの視点で行政、外部団体・企業などと連携をしながら社会貢献活動や環境負荷の削減・環境保全の取り組みを行っていきます。

環境課題に対する取り組み

引越しと片付けからのごみを分別し、CO2排出削減への取り組みを続けます。

私たち大橋運輸株式会社では、環境面での具体的な取り組みとして、廃棄物の発生抑制に力を入れています。引越・片付けサービスからは毎日多くの不要品が発生するため、ごみの徹底分別やリユース輸出事業などに取り組んでいます。
また、ハイブリッド車両の利用や、LED照明の導入、ソーラーパネルによる発電にも取り組み、CO2排出量の削減に貢献しています。
今後も「仕事を通じてお客様や地域に貢献する」という企業理念のもと、事業を通じて環境課題にも取り組んでいきます。

社会課題に対する取り組み

地域への信頼を築く社会貢献。笑顔イベント、交通安全教室、多様性尊重。

私たち大橋運輸株式会社は、地域に根ざした企業として、地域の皆様に信頼していただける企業を目指し、社会貢献活動に力を入れています。
具体的な取り組みとして、2月5日の「2(に)5(こ)2(に)5(こ) 笑顔の日」に地元の幼稚園での笑顔イベントの開催や、小学生の交通事故のうち低学年の交通事故が多いことから地元の小学校で1・2年生を対象に交通安全教室を開催しています。
笑顔イベントや交通安全教室では、弊社管理栄養士から食育についてもお話をし、安全も健康も小さい頃からの習慣が大切であるということを伝えています。
もう一つの具体的な取り組みとして、8月4日には、瀬戸市、瀬戸市社会福祉協議会、弊社との共催で、「セト84(えいよう)セミナー」を開催し、弊社管理栄養士も登壇し、食を通じての健康増進や「治療より予防」の考え方をもとに健康についてお伝えしています。
同日には、警察署が主催する「交通安全橋(箸)渡しキャンペーン」にも参加し、箸などを配布しながら安全運転の呼びかけを行っています。
また、障がい者、LGBTQ、外国籍労働者、高齢者など、多種多様な人材が個々の能力を最大限に発揮できるよう、職場環境づくりにも取り組んでいます。
さらに、地域の健康寿命の延伸のため、瀬戸市、瀬戸市社会福祉協議会と三者協定を締結しました。
この協定により、人生100年時代に向け連携・協力し、地域の健康活動の取り組みをより一層強化していきます。
大橋運輸株式会社
テラスト認定獲得済み

ホワイト認定

健全な経営認定

会社概要
本社住所 愛知県瀬戸市西松山町2-260
代表者名 鍋嶋洋行
創業 1954年3月17日
資本金 3,000万円
社員数 99名
業界名 運輸 > 陸運・鉄道
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